おそらくほとんどの日本女子は、砂糖たっぷりのスイーツが大好きであり、甘いものを食べながらのおしゃべりは、エンドレスでも飽きないものです。
ひとりの時でも常に、好きで口にするのは甘いものですし、チョコレートは食べることを、欠かさない日はありません。
学生の時にはアルバイトをしましたが、そのバイト代も思い返せば甘いものに、ほとんど消えていたような気がします。
甘いの大好き母親譲りであり、そんな母はニキビはないものの、歯は割と早い時期に失っていました。
甘いの大好きな性分は変わることはなく、社会人になってからはさらに速度を加速させていきました。
社会人になると自分の自由になるお金が持てますし、家庭を持っているわけでもなく、ひとり暮らしをしているわけでもないので、お金は自由に使うことができます。
そして使うことの大半は、チョコレートや菓子パン、アイスクリームに生クリームの洋菓子など、毎日本当によく買っては食べていました。
砂糖のお菓子は太るから良くないくらいのイメージであり、でもストレス解消にも甘いものが必要という、自分に都合の良いいわけで、好きなチョコレートや生クリームのお菓子は、欠かさないで買っては食べ続けていたのです。
大人になってからだんだんと、肌状態が変わってきたことには気が付いていましたが、ニキビが出来やすくて乾燥をしやすいのも、かなり気になるようになりました。
仕事ではだんだんと責任が重くなってきましたし、人間関係でも鍛えていただいていたので、もう逃げ場はスイーツで発散することしかなくなっていました。
コンビニに行くと素敵なことに、季節ごとに新作の甘いお菓子が陳列をされます。
それにひとりで食べきれる文の、小さなパッケージで、チョコレートやクッキーが売っているので、それは毎日欠かさないで購入しては、会社のデスクでも食べますし、帰宅後に食事をして寝る前にもストレス発散の名目で食べていました。
イライラしたときや凹んだ時などは、チョコレート菓子をファミリーパックで購入して、夜の静かな時間に一人で食べ尽くすことさえあったのですから、もうスイーツクレイジーです。
砂糖をたくさん食べる生活をしていると、肌にはとてもニキビができやすくなりました。
チョコレートなどは、猛烈に大好きなお菓子でしたので、欠かすことなく食べるのが習慣ですし、ないと気持ちが焦るくらいの依存をしていたほどです。
でもチョコレートを食べると、その時はいっときの幸せを感じるのですが、手足がすごく冷たくなり、頭が痛くなったり心が不安定になるなど、体や心への不調を感じるようになったのです。
そしてニキビは、さらに悪化をしていきました。
大好きなチョコレートもアイスクリームも、生クリームやカスタードクリームたっぷりの洋菓子も、やめるなんて発想は全くなかったです。
でも明らかに砂糖をたくさん食べると、肌にはニキビが多くなるので、ニキビケアとして砂糖をセーブすることにしたのです。
結果的には砂糖をやめてからは食生活を大きく見直し、旬の食材をよくかんで少量いただくという、腹六分目の食生活と運動で、すっかり肌状態は良くなりました。
ニキビ肌を作っていたのは、まさに自分の食生活であり、砂糖の肌への力をひしひしと感じたのです。
我が家では母が猛烈に甘党であり、私を妊娠していた時には板チョコを、毎日欠かすことなく3枚から5枚は食べているという生活を送り、授乳中もそれは変わらず、私が物心着いた時には、母と同じように甘いものばかりを頻繁に食べていました。
母の甘いもの好きは母へ兼ね返り、まず大切な歯を40代の若さで失い、今では前歯の数本が、どうにか天然歯として残っているかどうかで、ほとんどが総入れ歯です。
母の甘いもの好きを見ていて、反面教師になるのは、食生活の乱れがいかに、健康と美しさを奪うかということでした。
特に砂糖好きの母は周りの同年代から比べると、誰よりも老けた容姿になっていたのです。
砂糖との関係は全く知らなかったのですが、調べてみると砂糖を過剰に食べると、ニキビだけではなく、老化現象が加速することもわかりました。
老化は体内細胞の老化とともに、肌もどんどん老化をするというのですから、まだ人生の晴れ舞台も迎えていないのに、そんなに急いで母のようにはなりたくはないと感じました。
ニキビケアで始めた砂糖摂取の制限ですが、最初は辛くて数回の挫折をしました。
しかし絶対にできる方法はあると考え、いろいろな書籍を読みあさるうちに、腸内を一旦リセットすると、味覚なども変わるというのを読んで、間に受けてプチ断食をしたのです。
本の数日でしたが、驚く程に甘いものが欲しくなくなり、スムーズに砂糖を食べない生活に切り替わったのです。
今ではお菓子は一切食べないですし、調理にも砂糖は使わないです。
砂糖を食べない生活を始めてから、ニキビで悩むことはほとんどありません。
