競馬をする場合には借金をしてまでするものではないということは誰もがわかっていることかもしれません。
しかしそうは頭では分かっていながらも、結局止められなくなってしまう人が多いのは、ギャンブル性を持っていることが原因とも言えるでしょう。
たとえ負け続けたとしても、たった1レースで大勝ちをするだけで、これまでの負け分を全て取り返すことができるだけの力を持っています。
このようなことから、借金をしてもすぐに取り返せば大丈夫だろうという思いから、ハードルが低くなってしまうとも言えます。
借金をしてでものめり込んでしまう人が多い理由
借金のハードルが低くなっている
そもそも借金をしてでものめり込んでしまう人が多いのは、いくつかの原因が挙げられます。
その一つが借金のハードルが低くなっている点であり、一発逆転ができるギャンブルにあたり、自分の力量で的中率を上げられることも一つの特徴と言えます。
例え10万円の借金をしてそのお金を使って9万円を負けてしまったとしても、最後の1万円さえあれば、大逆転ができる可能性も大いに考えられます。
このようなことから、借金に対するハードルはかなり低くなっていると言えます。
競馬を楽しんでいる時は気持ちがかなり熱くなっていることから、なかなか冷静な判断をすることはできなくなっています。
チャンスとお金があれば、自分の実力で逆転ができると思い込んでいる人は非常に多く見られます。
これまでに何度も大逆転を経験して気持ちの良さを知っているのであれば尚、すぐに勝って返済できるという認識が強く見られるのです。
賭け金次第で一発逆転が可能
そしてパチンコなどの他のギャンブルと比較しても、賭け金次第で一発逆転が可能である点です。
パチンコなどの場合には、数十万円を負けてしまった場合には、さすがに取り戻そうと思っても難しいのが現状です。
しかし競馬の場合には、数十万円負けてしまっていたとしても、たったの1レースで大勝ちをすることができれば取り返せる可能性があるのです。
仮に堅いレースで手堅くかけオッズが低くても、賭け金を増やすことで場合によっては数十万円、さらには数百万円の配当が付く可能性も考えられます。
これが一つの強いところと言えるでしょう。
このような時に根拠のない自信家負け続けている時の焦り、借金をできる環境の三つが全て揃ってしまうと、歯止めが効かなくなってしまいます。
取り返せる自信があったとしても、あくまでもギャンブルであるため負ける可能性やリスクは大いに考えられます。
特に終盤になると負け金を取り返すためにどんどん掛金を増やしてしまう傾向にあります。
その他にも過去の価値の体験が邪魔をしている可能性も大きく、競馬に対する依存症が病気であるため借金をするなど、様々なことが考えられます。
借金をしてまで入ってしまう自分を止めるために
借入先を解約し、知り合いに公言しておく
このような理由から借金をしてまで競馬にのめり込んでしまう人が増えることがわかりますが、借金をしてまで入ってしまう自分を止めるためにはどうすれば良いのか、しっかりと頭に入れておくようにしましょう。
その一つに挙げられることは、借入先を解約し、知り合いに公言しておくことが挙げられます。
絶対に借金をできない状況を作れば良いということであり、もしもメインでカードローンから借入をしているのであれば、全てを解約した上で返済専用にするようにしましょう。
知人や家族などから借金をしてしまうのであれば、これからは絶対に貸さないでほしいと伝えておきます。
借金ができない状況になれば、自分の欲を無理やり抑え込むことになり、その結果として使ってはならないお金に手を出す可能性もあるでしょう。
家賃を支払うはずだったお金を使い馬券を購入する、食費を削ってまで馬券を購入するなどのことが出てきてしまうかもしれません。
このようになれば生活費を確保するために借金をする可能性も大いに考えられます。
このような状況になると家賃は絶対に払わなきゃならないので仕方がないと借金をすることにもなります。
借金をできない状況にするのはもちろんですが、生活費などに手を出さないように強い意志を持つことが何よりも重要です。
口座にお金を入れないようにする
そして口座にお金を入れないようにすることも大切です。
インターネット購入をメインにしている人の場合には、口座にお金を入れさえしなければ借金をすることもありません。
物理的に入金できない状況にしておくことも良いでしょう。
近年の消費者金融は、インターネット上で簡単に自分の口座へ入金することができるので、この辺りまで全て抑え込むことが重要です。
開催される日は競馬以外の用事を入れておく
そして開催される日は競馬以外の用事を入れておくことも大切です。
つまり自分から離れられるようにしておくということです。
馬券を購入すればその後に映像やラジオなどでレースの状況を確認することになるでしょう。
単体に用事を入れておけばレースの状況を把握できないので、購買意欲もなくなります。
予想する時間がなく馬券の購入ができない状況を作り出すことで、自然と離れられる状況にもなります。
新たな趣味を見つけることができれば、自分でリフレッシュしたり、有効な時間を過ごせるようになります。