医療脱毛とエステ脱毛の違いについて

美容皮膚科 健康

医療クリニックが行う医療脱毛はエステなどの脱毛に比べて効果が高く施術期間も短くて済むといわれていますが、それには理由がありマシンもそうですが、まず脱毛の考え方が根本的に異なっています。

エステが「毛根」に作用して脱毛を促すのに対し、医療脱毛は毛根の近くにある毛に栄養を与えている部分に医療レーザーをあてて脱毛を促します。

毛穴に微弱な電気を流してその場で毛を抜いていくエステのやり方とは異なり、施術から数日経過したら医療レーザーを照射した部位の毛が抜け落ちるという流れです。

施術期間もエステとは違って比較的短期間で脱毛が完了するとされており、回数も5回とか8回といった短いコースが設定されていて、通院も1ヵ月に1回というペースがほとんどです。

エステが毛周期に合わせて毛が伸びるまで2~3ヵ月空けて施術するのに比べると、エステよりも早い期間で脱毛が完了するということですが、すべてのケースがそうではなく設定された回数では終わらなかったという利用者もいて、その場合は終わるまでやるというクリニックもあれば、カウンセリングの段階で予測し通い放題コースなどを最初から薦めるところもあります。

医療脱毛によって抜け落ちた毛穴からは、二度と新しい毛が生えてこないというケースもありますので、将来生やしたくなる可能性がある人は、脱毛前に熟慮する必要があります。

医療脱毛は効果が目に見えて高い分、施術中に痛みに耐えなければならないのではないかと心配している人がおり、クリニック自身もエステよりも痛みがありますとはっきり謳っているところがありますが、医療クリニックのマシンやそれを使うスタッフの技量などにも左右されるらしく、ほとんど痛みを感じなかったという施術経験者もいます。

医療脱毛は医療行為なので、契約してからやっぱり止めようと思ってもクーリングオフ制度の対象外となります。

また、医療行為という影響は大きく、予約の直前キャンセルやドタキャンには厳しいところが多いです。

それだけ、その予約者個人のためにスタッフがシフトを換えたり、他の利用者には用意しない道具や医療用品などを準備したりする手間があるらしく、事務手数料という名目で3000円くらいとられ予約キャンセルの連絡も2日前の23時とかなり幅をとったシステムになっています。

スタッフについては、看護師カウンセラーはやさしいという口コミが多いですが、医者に関してはいやはり世間のイメージの「医者」が多いらしく、愛想はなく寄り添っているという態度ではないという口コミが多いようです。

医療脱毛で使用されるマシンですが、医療レーザーというのはかなり刺激の強い光で、肌の弱い人は施術後しばらく腫れたり、赤みがとれなかったりするケースがあります。

体の照射する部位にもよりますが、特に顔は肌が薄くリスキーな部分であり特に目に近い眉毛脱毛についてはやらないという医療クリニックが多いようです。

医療レーザーの出力調節を上手くやれる技術力の高い医師でないと、まぶたに誤ってまぶたに強い照射をしてしまったら、水晶体や網膜を損傷して失明に至る危険性もあります。

一方で、「うちのスタッフは専門的な知識もあるし、技術もしっかりしている」という自信満々の医療クリニックもあり、そんなところは眉毛の上も下もやっています。

今は「激安」とか「短期間」を売り文句とした新しいエステが次々と出現して、しかも人気がすぐに上昇して予約が取りづらい状況にまでなっているようですが、医療クリニックはせいぜい割引キャンペーンを期間限定でやる程度で、「激安」はさすがにできない医療行為のようです。

何回も行くのが面倒だという人やすぐに効果が出てほしいという人で、確実にやってくれるのであれば多少金額が高くなっても構わないという方は、医療クリニックを選択するのはありだと思います。

 

 

[PR] にきび跡は埼玉の美容皮膚科ゆり皮膚科へ/にきび・にきび跡

タイトルとURLをコピーしました