新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために効果的な募金

社会

現在世界中で猛威を奮っているのが、新型コロナウイルスです。
2020年の初めに中国の武漢で確認されてから、あっという間に全世界に広がりパンデミックを引き起こしました。
ワクチンが開発されたものの、発生から1年以上経過した現在でもパンデミックには終りが見えません。
終わりが見えるどこから新たな変異株が登場していて、一旦治まったと思った国や地域でも再び感染拡大が起きています。

医療崩壊の危機が迫るたびに緊急事態宣言が発令

日本でも発生当初から流行が続いており、医療崩壊の危機が迫るたびに緊急事態宣言が発令されています。
緊急事態宣言の効果で流行が落ち着いても、解除すれば再び流行するパターンを繰り返しており予断を許しません。
ワクチン接種も日本で広がり始めましたが、変異株の影響も無視できずまだまだ終りが見えない状況と言えるでしょう。
このように新型コロナウイルスの感染拡大が広がると、大きな負担となるのが医療機関です。
病院や保健所などの医療機関では、1年以上対応を迫られており医療崩壊の危機が幾度となく叫ばれてきました。
また医療体制が脆弱な海外の発展途上国では、治療もままならない状態です。

世界のワクチン事情

感染拡大の防止に効果のあるワクチンも、先進国が買い占めるため発展途上国では圧倒的に不足しています。
たとえワクチンを確保できたとしても、それを接種できる体制が整えられていません。
これでは発展途上国のワクチン接種が進まず、パンデミックはまだまだ続くと考えられます。
パンデミックは全世界で起きており、現在の世界はグローバル化が進んでいます。

日本から遠く離れた地域の流行は、国内で感染拡大を抑え込めたら関係ないと思うかもしれません。 しかし遠く離れた発展途上国とも日本は繋がりがあり、第三国を経由してウイルスが日本にもたらされる可能性はあります。

人々が安心できる元の生活に戻るためには、世界が手を取り合いながら協力し感染を食い止めなければいけません。
そのため必要となるのが、当然ながらお金です。
資金がなければワクチンを製薬会社から購入することもできませんし、接種を進めるための体制作りもできません。

新型コロナウイルスに関する募金活動の実施

逆にお金があれば豊富な資金力で感染拡大を大きく食い止められるので、最も重要な部分とも言えるでしょう。
現在のパンデミックを食い止めるために、さまざまな機関が新型コロナウイルスに関する募金活動を実施しています。
日本でも大手ポータルサイトで行われていたり、これまで世界中で貧困の支援を実施してきた国際的な団体が受付をしているので、興味があるなら募金をするのがおすすめです。
人々が募金をすることによって、国内の医療従事者にお金が行き渡ります。
必要な治療器具や医療従事者が使用する装備の購入などに当てられるので、国内での感染拡大を食い止める一助となるでしょう。

募金団体の選び方

また国際的な団体に寄付することで、発展途上国での感染拡大を防ぐために使われます。
ワクチン接種や医療体制の構築に使われるので、これも回り回って日本の利益になると考えられます。

ポイント
募集している各機関では集めたお金の使いみちを詳細に明かしているので、事前にチェックして納得できる使われ方をする団体を選ぶようにしてください。

逆に集めたお金の使いみちを明かしていない場合は、信頼性が乏しいので別の団体に寄付することも考えましょう。
新型コロナウイルスの募金は、インターネットから気軽にできるようになっています。
インターネットで簡単な手続きをするだけで、クレジットカードを使って募金ができたり、コンビニなどでお買い物をしたら貯まるポイントを使ってできたりするので手軽です。
他にも銀行振込などさまざまな方法が用意されているので、自分にとってやりやすい方法を選ぶのがおすすめです。

日本ユニセフ協会寄付金より引用

募金されたお金の使い道について

こうして人々の善意によって集められたお金は、説明されていたさまざまな方法で使われます。
基本的には医療従事者などのために使われますが、一部には新型コロナウイルスによって生活が困窮している人のために使われたり、活動が制限されている文化・芸術活動のためにも使われる場合があります。
新型コロナウイルスは、全世界の人々に多大な影響を及ぼしました。
仕事などで全く影響を受けていない人でも、外出時にはマスクの着用や手指消毒が求められるなどこれまでとは大きく生活様式が変わり、肉体的にも精神的にも大きなストレスです。
そのため一刻も早く元の生活に戻りたいと全世界の人々が願っていますが、パンデミックはまだまだ終わりは見えない状況です。

まとめ

しかしパンデミックに終りが見えないからといって何もせず手をこまねいているだけでは、ますます感染拡大の収束は時間がかかってしまうでしょう。
だからこそ一人ひとりがわすかな力でも協力することによって、大きなうねりを作りパンデミックに立ち向かわなければいけません。
信頼のできる機関や団体にお金を募金する行為は、そうした一人ひとりの市民ができる最初の一歩と言えるでしょう。

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