若い頃は、誰もが羨むほど豊かな髪の毛でした。
人から「髪の毛が多くて羨ましい」と言われると、「髪の毛が多すぎて邪魔」などと軽口を叩いていたほどです。
でもそんな私が、いつの間にか薄毛で悩むようになりました。
妊娠・出産の時期は抜け毛の量が増えて当たり前と思い、あまり気にしていなかったのですが、それからしばらく月日が経っても、以前のようなボリュームに戻りませんでした。
さらに40歳に突入する頃、何気なく鏡を使って自分の頭頂部を見た時、愕然としてしまいました。
頭頂部の髪の毛が明らかに薄くなっており、所々で地肌が透けていたのです。
毎日シャンプーの度に抜け毛が大量に流れていく様子を見ていたので、「やっぱり」という気持ちもありましたが、改めて現実を思い知らされる事になりショックでした。
そして「早く何とかしないと」という気持ちが強くなり、早速ネットで薄毛や抜け毛に効果のある商品を探し始めました。
口コミやランキングで検討した結果、私はあるアミノ酸シャンプーに興味を持ち、購入してみる事にしました。
女性の薄毛に特化した育毛シャンプーで、アミノ酸系、天然植物由来成分が29種類も配合されており、さらに無添加なので誰でも安心して使えるという点が気に入りました。
そこで早速商品を注文して取り寄せてみました。
私の中で、アミノ酸シャンプーというと、水のようなテクスチャで香りもなく、泡立ちもあまり良くないイメージがありました。
しかし実際に使ってみると、思っていたより重みのあるトロトロとしたテクスチャで、柑橘系のハーブの香りが心地よく、さらに泡立ちも凄く良かったです。
これまでいろいろなシャンプーを使ってきましたが、やはり泡立ちは大事だと思っていました。
泡が無ければ髪の毛を洗った気にもなれず、また「シャンプーの量が足りないのかな?」と必要以上にたくさんの量を使ってしまっていたのです。
ノンシリコンのシャンプーながら予想以上の泡立ちに、自分好みで良かったと感じました。
ただ、私はこれまでずっとシリコン入りのシャンプーを使っていたため、洗い上がりは少し髪の毛のきしみを感じました。
これはずっとシリコン入りシャンプーを使っていた人がノンシリコンシャンプーに切り替えると、今まで蓄積されていたシリコンが落ちて、本来の健康な髪の毛へと戻っていくために起こるようです。
なので、少しブラッシングをする時などは手間がかかりましたが、「これも髪の毛が健康になっていく証拠」と思うと、そのきしみも嬉しく感じました。
さらに数日続けると、このきしみも全く感じなくなり、これまで使っていたシャンプーの洗い上がりとほとんど違いも無くなりました。
そして肝心の効果ですが、アミノ酸シャンプーを使い始めてまず最初に感じたのは、頭皮の乾燥が改善し、フケが出なくなった事です。
これまでフケがどうして出るのだろう?と一生懸命頭皮をマッサージするように洗っていたのですが、全く症状は改善されず、さらに粉のようにフケが落ちていく有様でした。
しかしシャンプーを切り替えたところ、不思議なほどフケや痒みが無くなったのです。
必要以上に頭皮の皮脂を取り過ぎてしまった事、またシリコン入りシャンプーに入っていた様々な化学成分が私の逃避に合っていなかったのだと思います。
またシャンプー後に乾かすとパサついていた髪の毛が、しっとりとまとまるようになりました。
手触りが抜群に良くなって、いつまでも触っていたくなるような髪質へと変化していきました。
そして私が一番期待していた育毛効果ですが、まず抜け毛の量がどんどん減っていきました。
シャンプーの時も、ドライヤーで乾かす時も、かならず髪の毛が抜け落ちていく様子を確認していましたから、抜け毛が無くなった事でも凄く嬉しかったです。
おそらく大量の抜け毛がストレスにもなっていたため、余計な心配をする事も無くなりました。
さらに髪の毛1本1本が前に比べると太くなったようにも感じます。
ハリやコシが出てきて、髪の毛全体にボリュームが復活しました。
髪の毛が新たに生えてきたというより、元々あった髪の毛が健康的になった事で、自分が薄毛だという事を忘れていきました。
自分の頭頂部の寂しい状態を見てから鏡で確認をするのも怖かったですが、このアミノ酸シャンプーを使い続けて1年、髪の毛全体的にボリュームアップした事から、再度チェックしてみる事にしました。
恐る恐る鏡を覗き込んだのですが、頭頂部もふんわりとした髪の毛に覆われており、地肌も全く見えなくなっていました。
このままどんどん髪の毛が薄くなっていくのかもと恐怖を感じていただけに、髪の毛のボリュームが復活した事は嬉しいというより、ホッとした気持ちが強かったです。
元の自慢の髪の毛に戻りつつある事から、最近はロングでもショートでもいろいろなヘアスタイルを楽しめるようになりました。
周りの友人からも「若返ったみたい」と言われ、女性としての自信も取り戻せました。